★★★★★★★☆☆☆
MOVIX八尾で。
ヤクザの内部抗争モノ。というわけで「仁義なき戦い」ってところでしょうか。
「死」に対して徹底してドライなところは今までのものと同じ。
たけし演ずるヤクザのキャラクターも、上には忠実、下には優しいということで「ソナチネ」や「BROTHER」と同じです。
が、それらと一番の大きな違いは、ものすごく分かりやすく、美化していないということでしょうか。先に挙げた2作も分かりやすいですが、見方によっては美化しているようにも見られますから。
「仁義なき戦い」も同じように批判しているけれど、根本的なところでテイストがちょっと違うんですよね。コレ、何て言えば良いのだろ?主人公に<苦悩>が見えないからかな?もちろん年齢設定が違うから同列に見ることはできないのだけれど。。。
公開初日の土曜日の最終回ということで、観客の入り具合は4割ぐらい。割と大きな部屋でしたが、パッと見て「入ってるな」という程度。