★★★★★★★★☆☆
MOVIX八尾で。
良い映画。
特に主人公が幼いころから知っている近くの銭湯の女主人(吉行和子)が亡くなるエピソードが特に良い。
アメリカで賞を取り、テレビなどで「あの雰囲気が日本人以外に分かるのか?」とよく聞いたが、亡くなった人を送る際、キレイにしてもらいたいという気持ちは洋の東西を問わず一緒だからではないだろうか。
上に書いたエピソードで主人公の幼馴染と妻が主人公の職業への偏見が無くなる。その偏見についての部分が多いように感じたが、この点も理解されたのかどうかが気になる。
減点の理由は最後の主人公の父のエピソードがいまいちだったため。あれですべてに決着がつくので、不要とは思わないが、予定調和過ぎる。
しかしながら優れた映画であることに違いはない。