★★★☆☆☆☆☆☆☆
1961年の製作。内容はタイトル通りで、第3次世界大戦は起こるのか?というもの。
大きなメッセージを持った映画で、そのメッセージの強烈さは今でも通用する。ある意味プロパガンダ映画。
1961年という時代を考えれば、この映画のような事態がいつ起こってもおかしくなかったはずだろうから、そういう意味での芸術祭参加作品なのだろう。
ただ映画自体は、お世辞にも褒められたものではない。物語の主眼がどこに置かれているのかハッキリせず冗長。なぜそうなるのか?と釈然としない部分も多々あり。ただメッセージ性だけで推し進めたような感じ。
日本側演技陣もたいしたことない(特にフランキーのクサさが鼻に付く)のだけど、ヒドイのが<連邦国>人と<同盟国>人を演じた外国人俳優たち。学芸会か?
この時代の円谷東宝特撮映画が好きな人以外にはオススメできません。