★★★★★★★★☆☆
邦題にもつながることだけれど、文字通りの監獄から出ても、会社しかり、結婚生活しかり、現代社会自体が監獄と一緒という映画。
でも暗さが全然ない、明るい明るいオペレッタ喜劇。
ラスト、新工場が完成し、操業を始めてからの仕事は機械にさせて、人間は遊んでいるところが良かったなぁ。
音楽はほぼ全編に流れているけれど、ほとんどサイレント映画といって良いぐらい視覚で分からせる部分が多い(もちろんトーキーなのでセリフもあるけどね)。今の映画のようにCGで何でも表現するのとは対極。
これで分かるのだから、不自由さがある方が良いアイデアが出てくるということなのでしょうね。