★★★★★★★★☆☆
WOWOWで。
この映画については、ろうそくの明かりだけで撮影するためにツァイスのF0.7のレンズを使った、という話が有名だけれど、その話しか出てこないとも言えるので、映画の内容はどうなの?と思っていましたが。
意外といっては失礼だけれど面白かった。
「ロリータ」以外のキューブリック映画は観ているけれど、ストーリー・テリングとしてはこれが一番ではないでしょうか。
本当にこの通りだったのかは分からないけれど、そうだと感じさせる作り込みがそう思わせるのでしょうね。
だからこそF0.7のレンズも必要だったわけで、照明を点けていると、それが一気に崩れたのではないでしょうか。
ただ3時間は長い。一代記なんですから、仕方ないですけどね。