★★★★★★★☆☆☆
NHK BSで。
「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本 喜劇編」の1本。
1962年の松竹映画。
老人問題を扱った映画だけれど、50年経った今も何も変わっていないのがよく分かる。
(ついでに言えば、街の風景もそんなに変わっていないように思う)
ただ違うのは、出てくる老人たちの年齢が60台半ばからせいぜい70代前半であること。
今はそのぐらいの年齢を、それほど老人とは思いませんからね。
とはいえ、切実な問題であることには変わりはない。
自分に当てはめてみるとゾッとする。
タイトルに「喜劇」と付いている割にそれほど喜劇的な映画ではないけれど、わが身に置き換えるとただただ怖い。