★★★★★★★★★★
WOWOWで。
シリーズ2作目。
前作に輪を掛けてバカバカしい。
特に病院でのシークエンスがたまらない。
よく思いつくものです。
前作から12年後のブラジルが舞台。
前作ではエジプトに逃げたナチスの残党が出てきたけれど、今度は南米に逃げたナチスの残党が出てくる。
ネタにしやすいのでしょうか。
前作でも感じたのだけれど、エライと思うのは街を走る車。
主要人物たちが乗るものだけではなく、道端に止まっているものも含めて全部、時代を合わせてある。
画面の色がちょっと淡いこともあって、まるで舞台となった時代に作られた映画のように見える。
夜間シーンは擬似夜景(「アメリカの夜」だ!)で撮られているのも楽しい。
OSS117は新聞記者に化けるのだけれど、首から下げているカメラがオリンパス・ペンというのがちょっとうれしい。