★★★★★★★★★☆
WOWOWで。
清清しい映画。
1987年春から始まる。
看板など街の景色が当時のものになっているのがうれしい。
その時代を主にして物語が進んでいくけれど、ちょこちょこ挟まる現在(といっても2001年か2002年ごろ)が良いアクセント。
同時に中盤過ぎに少し疲れてきたときに主人公のその後が明示され、集中力が持続する。
だから160分ほどあるけれど、長さを感じない(とはいえ、やはり長いので星1個マイナス)。
原作通りかどうか知らないけれど、この構成が良い。
吉高由里子が良い。
ちょっと浮世離れしたお嬢様役が実にピッタリ。
こういう上手い人を観るのは楽しい。