★★★★★★★★★★
WOWOWで。
イギリス、アメリカ、フランスの合作。
この邦題と、50年前に生き別れになった息子を探し続ける母親の話ということと。
そのせいでお涙頂戴ものなのかと思いきや。
その実、カトリック糾弾映画だったという。
「そんなに上手く行く?」と思うところもあるけれど、でも、実話を元にしているのですから。
説得力がありますね。
ジュディ・デンチ、上手い人だとは思うけれど、好みではない。
偉い人、ある種の権力を持つ人というなんとなくのイメージがあるけれど、この映画では良かったです。
市井の人の役が合うのでしょうか。
対してスティーヴ・クーガン、真面目な役だけれど、どこかとぼけた感じがあって、重くなるかもしれない雰囲気を和らげている。
キャスティングが上手くいったのでしょうね。