★★★★★★★★☆☆
日本映画専門チャンネルで。
後編だけで2時間半という。
加えて、サブタイトルにもあるように裁判シーンがほとんどで、動きが少ないのにもかかわらず飽きることはない。
よく出来ている設定と伏線、演出もさることながら、主演の藤野涼子の存在感に寄るところが大きい。彼女の今後は楽しみ。
自殺なのか?他殺なのか?を解明するミステリーではあるのだけれど、作者の真意はクライマックスで明らかになる。
このメッセージは非常に強力だし、スッと入ってくる。
そんな強いメッセージ性のあるものだけれど、なにより映画として楽しめるのが一番。