★★★★★★☆☆☆☆
日本映画専門チャンネルで。
日本、カナダ、アメリカの合作。
何かの比喩としての<ヴァンパイア>かと思っていたら、ホントのヴァンパイアの話だったという。
異常な設定や展開だけれど、どこか腑に落ちるのですよね。
ファンタジーだからということもあるけれど、主人公の行為は相手を尊重することを基本としているし、ある種の人助けだからでしょうか。
だから世間的にはちょっと変わって程度でマトモな部類に入るであろう警官の妹であり、警察学校に通っている彼女の方がはるかに異常に思えてくるという。
自らの欲望のみで行動している身勝手さから、そう感じるのでしょう。
ラストの、最初に出てきた人が再登場するシーンは不要。まったくの蛇足。
あの手前で終わっていれば、星7つだった。