★★★★★★★★★★
WOWOWで。
デンマーク、インドネシア、ノルウェー、フィンランド、イギリスの合作。
「アクト・オブ・キリング」のアナザー・サイドというべきもの。
テーマは同じだけれど、こちらは被害者の弟が加害者たちを訪ね歩く。
加害者たちは皆一様に「過去は過去」という。
ある者は「<共産主義者>たちが悪い」と言うし、「国の役に立っていた」とも言うし、「命令されたから」と言うし、「知らなかった」とも言う。
褒められた行為ではなかったことは自分でも分かっているのだろう。
でも自己の行為を否定したくない。
だから筋が通るような言い訳をする。
特に後半、加害者の子供たちの反応が見もの。