★★★★★★★★★★
日本盤BDで。
イタリアとアルジェリアの合作。
レジスタンスとテロと。
どの違いをどこで判断するのか。
結局、自分の立場次第でどちらにもなり得るという。
単純だけれど、忘れがちなそんなことを分かりやすく伝えてくれる。
当時の実写フィルムを使っていないのが驚き。
よく再現したもの。
ドキュメンタリー・タッチであるところと現地の素人を起用して成功したことは、黒澤明の「トラ!トラ!トラ!」に影響を与えたのかも。
日本盤BDは「最終盤」とされているもの。
海外版のHDマスターをさらにリマスターしてノイズを取ったそう。
従来のDVDとの画質の違いは分からないけれど、一部粗いカットもある(恐らく、そのカットは元々フィルムの一部を拡大していたのだと思う)ものの、確かに良好だった。
音声は48kのリニアPCMと96kのドルビー・トゥルーHDの2種。どちらも良好。ドルビー・トゥルーHDの方が滑らかと感じた反面、リニアPCMの方が映画らしいと感じた。