★★★★☆☆☆☆☆☆
WOWOWで。
一応「パート2」ということになるようだけれど。
でも、モンスターが出てくる以外に直接のつながりはないし、そのモンスターも邦題にある通り新種になっているし。
中東が舞台で、モンスター退治に米軍が借り出されているけれど、同時に現地の住民にも被害が出ている。
そのせいで反米勢力がテロ行為を働いており、米軍にとってはモンスター退治よりも反米勢力掃討が主目的になっている状態。
映画はそのような活動をしている米軍の一部隊が主人公で、モンスターが出てくる点を除いていわゆる小隊モノ。
しかもそれほど襲ってくるわけでもなく、モンスターが出なくても成り立つ。
だから監督は戦争映画が作りたかったのでしょうし、作らせた側は「モンスターが出てくるならどんな感じでも・・・」というスタンスだったのかな、と。
それはそれで構わないけれど、戦場の描写は良いものの全体としてはあまり面白くない。
主人公がデトロイト出身であったり派遣された米軍と現地住民との関係などを含めて社会性を持たせようとしているのだろうけど。
でも成功しているとは言えず、独りよがりなところが目立つ。
2時間だけれど、すごく長く感じた。