★★★★★★★☆☆☆
MOVIX八尾で。
とにかく無茶苦茶。
一応、筋は通っているのだけれど、ご都合主義も良いところで。
細かいところを考えていると前に進めないので、中で語られていることを「あ、そうなのね」と受け入れるしかない。
にもかかわらず、それなりに楽しめてしまうという稀有なケース。
車への愛は確実に無くなっている。
いっぱい出てくるけれど、単に壊したいだけ、アクションに使いたいだけ。
ポール・ウォーカー不在の影響も大きいのだろうけど。
貧弱なシナリオを補っているのはシャーリーズ・セロンなのは明白。
見ようによっては浮いているとも取れるのだけれど、グッと締めているのは確か。
彼女ほどの実力とキャリアであれば、出るか出ないかは選り取り見取りなんだろうし、世間からもっと高い評価が得られる映画に出た方が得な気がするけれど。
でも、こういう荒唐無稽な大ヒット・シリーズに出るということは、やっぱりお金がスゴイんでしょうね。