★★★★★★★☆☆☆
WOWOWで。
少年時代からオリンピック選手になることを夢見ていた青年が主人公。
どの競技も上手くいかないが、選手が皆無のスキージャンプならイギリス代表として出られるとして奮闘する様子を面白おかしく描く。
実話を元にしているそうで、「クール・ランニング」でジャマイカ代表がボブスレーに出場したカルガリー・オリンピックが舞台。
良く言えば純粋な人になるのだろうけど。
でも、一部の人からは嫌われるし、バカにされますよね、こういうタイプの人は。
現に劇中にもそういうシーンが散見されます。
でも、金メダリストと2人になったとき、「俺とお前は時計の針の1時と11時みたいなもの。全然違うけれど、位置は近い。順位にこだわらず、自分が納得できるジャンプが出来れば最下位でも構わない」と金メダリストが話したのが印象的。
映画のテーマもそこにあるから、一種の文部省認定映画っぽいとも言える。
でも、上の言葉は金メダリストが言うから説得力があるし、言う資格もあるわけで、そうじゃない人が言うと「お前、アホか?」と言われるだけだということも知っておかないといけません。