★★★★★★★★★★
MOVIX八尾で。
イギリス、アメリカ、フランスの合作。
撤退を待つ兵士、助けに向かう民間船、英国空軍戦闘機の飛行士の3者の視点を交互に描いている。
その中の誰か1人が特定の主人公というわけではなく、かと言って群集劇というわけでもない。
その3組に密着カメラが付いたドキュメンタリーといった趣。
ドイツ側、フランス側の視点はなく、あくまでイギリス側だけを描いている。
目指したところは<忠実>であり<リアル>だと思う。
ドキュメンタリー・タッチなのでドラマ性は薄いが、それでも感動はした。
イギリス人監督が大成功したイギリス軍の撤退作戦を取り上げているのだから愛国映画となる。
つまり、その術中にはまったというわけ。
エキスポシティでは4KのIMAXで上映されているとか。
大画面であるほど栄えると思うので、機会があれば、それで観直したいとは思う。