★★★★★★★★☆☆
WOWOWで。
広島と長崎に投下された原爆をアメリカ本土から運んだ巡洋艦、インディアナポリスのお話。
積荷を降ろした後、日本の潜水艦に撃沈されたことは知っていた。
また映画「ジョーズ」でも語られていたように、救助を待つ乗組員の多くがサメに襲われたことも知っていた。
ただ、救助された後、艦長が責任に問われたことは知らなかった。
ここ数年のニコラス・ケイジの映画には失望させられることが多かったけれど、これは違った。
映画の大半は海上で救助を待つシーンだけれど、終始シリアスで、「そんな訳は・・・」というところはナシ。
緊迫感があって、特にたびたび出てくるサメに襲われるシーンは恐ろしい。
個人的にお久しぶりのトム・サイズモアも良かったし。
ただ、構成や作りはごくごく普通で、ここ最近の戦争映画でよく観るような感じ。
良く言えば堅いし、悪く言えば目新しいところはなく凡庸。