★★★★★★★☆☆☆
UK盤BDで。
実話を元にしているそうで、最後には「アメリカン・グラフィティ」方式で、事件後の当事者たちの状況が本人の写真とともに示される。
正規軍が相手ではないから誰が敵で誰が見方か分からない市街戦が展開される。
これがかなりリアルで、しかも派手。
この辺、「ブラックホーク・ダウン」を意識しているのでしょうね。
加えて最終的にはアメリカ人の愛国心を掻き立てるような作り方。
特にアメリカにいる家族と電話で話すシーンは無理矢理にでも感情に訴えかけようとしているような雰囲気。
この辺、「アメリカン・スナイパー」の影響でしょうね。
カダフィ政権崩壊後のリビアで、このようなことがあったとは知らなかった。
監督はマイケル・ベイで、非現実的なSF娯楽映画だけじゃなくて、こんなのも撮れるんだよ、と言いたいのでしょうか。
ただ140分超はちょっと長い。
英語音声はドルビー・アトモスで収録されていて、かなりのクオリティ。
映像ともどもそういう意味でも楽しめた。