★★★★★★★☆☆☆
1947年製作の松竹作品。小林信彦の「20世紀の邦画100」に入ってるので観てみたかった。
特にコレといった事件があるわけではないし、民主主義を礼賛する内容で、庶民の視線で描いたもの。
当時を知っているわけではないけれど、主人公一家であるところの没落していく華族、成り上がった元使用人、金しか信用していないために成功した人など世相が出ているように思う。
主人公一家の息子役であるところの森雅之が素晴らしい。上手いナァ。原節子も良いしキレイ。
DVDの画質は良くない。ノイズがひどい。