★★★★★★★★☆☆
文明批判というか金銭崇拝批判というか。いろいろ入ってます。単なる怪獣映画、ゲテモノ映画(その部分もタップリあるけど)では終わっていません。
ただ主人公アンの心情を考えると、これは究極のマッチョ主義なのではないか、と。要は「強い男ってステキ!」ということでしょ、彼女の場合。相手が単にデッカいゴリラであるだけで。
あと「The Beauty Killed The Beast」というセリフが締めというのも、どうかと思います。結局「男ってキレイな女性に弱いよね」ってことですから。
あ、でも、このゴリラはオスであるとは限らないわけか。
イギリス盤ブルーレイに入っていた「エクステンデッド・エディション」で観ましたが、3時間半近くあって、劇場公開版より20分ほど長くなっているようです。
納得できない終わり方であるけれども、それだけの長丁場を飽きさせずに観られたということで星8個。