★★★★★★★☆☆☆
Amazon Primeビデオで。
前はいまいちだったけど、今回は良かったなぁ。
ケンカに明け暮れる少年たちのお話で、あまりにもソレばかり。
前に観たときは、そこにうんざりしたのだと思う。
あまりにも多くて正直しんどいもの。
今回楽しめたのは、25年ほど前の街の景色を見ていたから。
その当時はこういう商店街がまだいっぱいあったのですよ。
今となってはこの景色を見ることは出来ませんから。
映画にはもう少しドラマが欲しかった。
主人公たちの背景がほとんど見えないから、彼らがどうなりたいのか、どうしたいのか。
それが分からないし、何も出てこないのはツライ。
★★★★★★☆☆☆☆
「ガキ帝国」、「パッチギ!」と同系統の井筒不良少年モノ。ストーリーの展開は「ガキ帝国」に似ている。
水準程度の出来ではあるが、それ以下でも以上でもなく、水準をはるかに越える出来の上記2作と比べると落ちる。
一番の欠陥は、登場人物たちが中学生に見えないこと。
映画の中盤で彼らは中学を卒業するので、中盤以降は違和感無いのだが、それまでが違和感があり過ぎる。(10年ほど前の作品とは言え、木下ほうかが中学生役というのは無理がある)
ナインティナインの二人の内、良かったのは矢部浩之。
テレビ番組で見る二人の印象とは逆で、「ガキ帝国」の松本竜介と同じもの。
香川登枝緒の「漫才人間・役者人間」が当たっているのが分かる。
(2007年12月1日)