★★★★★★☆☆☆☆
MOVIX八尾で。
原作は知らないのだけれど、最初と最後に出てくるマッカーサーの通訳と彼を取材する記者に関してのエピソードは不要。
後日談を入れるためのものなのだろうけど、メインである当事者(八千草薫)によって語られる回顧談のみで成り立つし、それだけの方がストレートに伝わってくる。
ここ数年の日本の戦争映画を観ていると、明らかに作り物で、わざとらしさを感じる。この映画など、出てくる車輌などにも気を配っているし、安っぽくもないのだけれど、リアリティが感じられない。
1960年代半ばごろまでのものなら、そう感じないのは、演者やスタッフに軍隊経験のある人が多かったからか?