★★★★★★★☆☆☆
WOWOWで。
ヘンリー・フォンダ主演のジョン・フォード監督作。
このコンビというだけで、それなりに満足できるものだろうと観る前から期待できるし、その期待は裏切られなかった。
特に後半の裁判シーンの元となる事件が起こった祭りの描き方が良かった。
逆にフォンダの脚を伸ばしてイスを斜めにする「荒野の決闘」での座り方をここでもしていて、よく出てくるのだけれど、相手が誰であってもそんな座り方なのですよね。そこがちょっと・・・
とはいえ、映画としての満足度は高かったです。
あと興味深かったのは19世紀前半のイリノイ州のある街が舞台なのだけれど、そのころの裁判ってかなりいい加減だったんですね。
事情聴取も取り調べも現場検証も弁護人の接見もなしのようで、事の真偽はともかく、検事は有罪に、弁護人は無罪にできればそれでOK!という裁判だったみたい。
へぇって感じ。