★★★★★★★☆☆☆
WOWOWで。
絶滅したと言われているタスマニア・デビルの目撃証言があることから、求める企業によってタスマニアに送り込まれるハンターのお話。
だからタイトルは文字通りで、暗殺者などの意味ではない。
主人公が現地で滞在する家庭には不明な点がいろいろある。
また森林伐採ぐらいしか産業のない現地の人たちと環境保護を求める団体とのいざこざもある。
そこに現地で主人公の案内人であるサム・ニールが実は一筋縄ではいかない人物であったりと、サスペンスの要素は十分。
でも、なんだか盛り上がらない。
悪い映画ではないし、画面に映るタスマニアの山の中の景色が美しいことでそれなりに楽しめるが、手を広げすぎ。
テーマがテーマなので重厚さを出そうとしているけれど、その実、案外と薄味という映画。