★★★★★★★☆☆☆
WOWOWで。
サブタイトル通りの内容。
キアヌ・リーブスがインタビュアーとなって、いろいろな映画監督や撮影監督、カメラメーカーなどの意見を聞いている。
ルーカスやフィンチャー、ソダーバーグのような絶対デジタル派(と言うよりフィルム嫌い派と言う方が適切か)もいれば、クリストファー・ノーランのようなフィルム派もいるし、デヴィッド・リンチのような消極的なデジタル肯定派もいるし、ダニー・ボイルのような積極的なデジタル肯定派もいる。
作り手の都合が良い方、好みに合う方を選べば良いと思うので、出てくる人の意見はさほど興味深くはなかった。
むしろ技術面の話の方が興味深く、フルHDのカメラが実用化された最初が「スター・ウォーズ エピソード2」で、フィルム使用のピークが2007年だったというのはちょっとした驚きだった。
デジタル化によりコストが抑えられ、敷居が低くなり、より多くの人が作るようになるのでは?という質問に、「多く作られても優れたものが多く出るとは限らない」(大意です)と答えたデヴィッド・リンチの意見が印象的でした。