★★★★★★☆☆☆☆
WOWOWで。
<ザ・イースト>と名乗る過激な行動に出る環境保護団体に潜入する捜査員のお話。
興味深いのは、その捜査員はFBIを退職して民間企業に再就職するところから始まるところ。
その企業はFBIとも連携するものの、顧客からの依頼で捜査するため、顧客外の企業や人がどうなろうと関係ないという態度を取る。
民間委託すると、こうなるのか。
潜入捜査モノ、もっと簡単に言えばスパイものなので、映画自体はサスペンスに満ちている。
ただ、派手さがなく、寒い時期のピッツバーグ近辺が舞台なので、あまり明るくないこともあり、重い。
過激な行動に出る環境保護団体というものを身近に感じたことがないので、あまりピンと来なかった。
逆に言えば、そういう話題に熱心な人には興味深いかもしれない。
Wikipediaに書いてある「『ザ・ガーディアン』のマーク・カーモードは本作を「『ミッション:インポッシブル』と『マーサ、あるいはマーシー・メイ』の融合」と評した」は、納得。
リドリー・スコットの製作で、トニー・スコットもExective Producerに名前を連ねている。
いかにも、という感じ。