★★★★★★★★☆☆
MOVIX八尾で。
無駄な部分がない。
非常にテキパキとしており、かと言って省略され過ぎているわけでもない。
重過ぎず軽過ぎずで進んでいくので、それなりに感情移入するが、熱くなることなく冷静に観られる。
また、観客が観たいのはやはり戦闘シーンであると思う。
サービスというわけではないだろうけど、そちらも丁寧で、タップリというわけではないが、十分な時間を使って描かれている。
このバランス感覚が素晴らしい。
原作となった手記も読んだが、そちらの愛国的な部分にはちょっと付いて行けなかった。
この映画にも当然、そういう要素はあるが、いくらか薄められていると感じた。
アメリカ人によるアメリカ人のためのアメリカへの愛国心を描いてはいるが、カメラの視点が冷静なせいで普遍性が出てきている。
世界中で大ヒットしている理由は何なんだろう?昨年の「永遠の0」の大ヒットと何か関係があるような気がするのだけれど・・・