★★★★☆☆☆☆☆☆
WOWOWで。
今もってまったく収束の目処すら立っていない福島原発の問題を正面から扱っている。
そのメッセージ性、何より真剣に、真面目に作られているが故に批判しにくいのだけれど。
でも、映画として成功しているとは思えない。
物語が3つの時代を自由に行き来する。
画面の彩度や色を変えたりしているので、今映っているのがいつの時代なのかは分かるものの、物語として分かりにくいし、冗長な部分が目立つ。
もっと無駄をそぎ落とし、テンポも良くできたのではないかと思う。
ほとんど公開されることはなかったとか。
その理由として、<東電>という実名を出しているためではないか?という話もある。
予算その他、製作に非常に困難が伴ったことはよく分かるだけ応援したいのだけれども。。。