★★★★★★★☆☆☆
MOVIX八尾で。
まず、音楽が良い。
終盤にはストリングスを用いた曲も流れるが、それまではドラム・ソロばかりで、映画もドラム・ソロとともに始まる。
これがたまらない。
マイケル・キートン、エドワード・ノートンともに良い。
特にエドワード・ノートン、出てきたときに画面がクッと締まった。
映画の役者と舞台の役者とテレビの役者と。
皆、それぞれ、必要な技量は違うと思うから、優劣を比べるものでもないと思う。
出てくる一番力を持っている批評家が「ハリウッドに帰れ」というようなことを主人公に言うけれど、的を得ている。
にもかかわらず、比べて優劣を付けたがるヤツがいるから、この映画の主人公のようになってしまうわけで。
アカデミー作品賞を取ったのは、ハリウッドがそれを言いたかったのかな、と思ったり。。。