★★★★★★☆☆☆☆
WOWOWで。
土壌を汚染させている企業を訴える弁護士のお話。
実話を元にしていると最初に出る。
実際、こんな感じなんだと思う。
ただ、ちょっと急ぎ過ぎかな?と。
時間の経過が分かりにくく、唐突に資金不足に陥っていくように感じた。
でも、2時間あるのですものね。
その時間じゃ足りないということなのでしょうけど、長い時間をかけてキッチリ描くと地味になり過ぎるのでしょう。
それでも敵役であるロバート・デュバルの老獪さを上手く描いてくれていれば良いのに、裏側がまったく出てこないので、そこで楽しむこともできない。
ラストも事実に即しているのだろうけど、カタルシスはない。
企業相手の民事訴訟の原告側弁護士の視点のみで描かれているので、現実を知っている人には「そうそう、こんな感じ」とウケるのかもしれないけれど、一般的には「・・・ふ~ん。これで終わり??」とぼやっとした印象しか持てない。