★★★★★☆☆☆☆☆
WOWOWで。
1985年の南極海が舞台。
凍った海をソ連の砕氷船が進むが、巨大な氷山に遭遇。
回避しようとするが、間に合わずに接触、事故を起こす。
その件を本国に報告すると、船長は解任、新しい船長がヘリで送られてくることになる。
船はさらに進むが、厚い氷に阻まれ前進できなくなる。
新任の船長は非常に官僚的で何事も本国に報告、相談してから物事を進める。
本国からは救助を送るのでそのまま待て、との返答。
船長はそれに従い、燃料や食料を節約して待つことにする。
しかし、何ヶ月待っても救援は来ず、乗組員たちの不満は募って・・・というお話。
実際にあった事件を元にしている。
邦題から、パニック映画であると想像するが、実際は閉じ込められた船員たちのドラマが主。
いろいろな事件が起こるものの、描き方や展開が型通りなので特に盛り上がらない。
ダラダラしているわけでもないけれど、特になんら心に残るものがあるわけではなかった。