★★★★★★★☆☆☆
WOWOWで。
アメリカ、カナダ、ルーマニア、ハンガリーの合作。
ブダペストでのホロコーストがテーマ。
ユダヤ人でありながらSSの制服を着て、捕らえられたユダヤ人を何千と助けた人のお話。
実話を元にしているそうで、ラストにはモデルとなった人たちのその後が出てくる。
スイス領事がスイス国に保護される者であるという証書を発行したことなど、迫害されるユダヤ人側のことのみならず。
占領するドイツ側のトップがアドルフ・アイヒマンであったり、そのすぐに下にオットー・スコルツェニーがいたり。
戦時中のハンガリーのことはそんなことすら知らなかったので、その点がよく分かって良かった。
映画は真面目でシッカリしたもの。
しかしながら、空爆や市街戦での爆発シーンにCGで作ったようなものが少し混ざっていたのが少々残念。
どういう理由でそうなったのかは分からないけれど、そういうところが大事なんだけどなぁ・・・