★★★★★★★★★☆
WOWOWで。
柳楽優弥に尽きる。
セリフがほとんどないし、顔がマトモに映るシーンも少ないのに、この存在感。
いやはやスゴイ。
菅田将暉の薄っぺらさ、小松菜奈のしたたかさ、いずれも嫌悪感を抱く。
この2人も良かった。
暴力描写がリアルだから、その点に嫌悪感を抱く人がいるかも。
偶然だけれど、この前に観た「アポカリプト」もそういう意味では暴力描写に特徴がある。
ただ、「アポカリプト」は理解できる暴力だし、自分の身近では起こり得ない類のもの。
しかし、この映画の暴力は理解できない不条理なものだし、明日にでも近いところで起こってもおかしくない。
そういう意味で、この映画での暴力の方に恐怖を感じた。