★★★★★★★★☆☆
MOVIX八尾で。
前作と変わらずメキシコ国境近辺の麻薬カルテルをテーマにしている。
全編、緊張感が漲っている点も同じ。
ただ、今回の方がアクションが多く、エンタテインメント寄りになっている。
昨夜、前作を観直した上での鑑賞。
前はエミリー・ブラント演じる常識人が「ムリ!」と言って終わった。
だから今作はボーダーラインを超えた人しか出てこず、何が正常で何が異常なのかが分からない。
劇中、見た目普通の少年を見かけた際、「今はどんなヤツがギャングか分からない」というセリフが出てくる。
その後のシーンでも、幼児を連れた若い母親が「金になるなら何でもする」と口にする。
その部分がこの映画の肝かな、と。