★★★★★★★☆☆☆
MOVIX八尾で。
台湾の北東にある架空の国が小笠原の西側にある島を不法占拠した、というお話。
内閣、島に向かう艦隊の様子が交互に描かれる。
緊迫感があるシーンが続く。
そういう意味では見ごたえがある。
ただ、現行憲法下での話なので、自衛隊にとっては手かせ足かせをはめられたような状態。
映画の意図はそこにあるのは分かるものの、戦争映画として見ると、これは観客側にもストレスがたまって、スカッとはしない。
ラストも考えられる限りはベストの終わり方だけれど、それによって何かがある訳でも考えさせる訳でもないので、いまいち物足りない。
CGは違和感がなく、迫力も十分。
そういう意味では楽しめた。