★★★★★★★☆☆☆
MOVIX八尾で。
TVシリーズを見たことはほとんどない。
この映画の公開に合わせて、しばらく前から毎週深夜に1話ずつ「庵野秀明セレクション」として放送されているものをいくつか見たのに。
それも1号の分は楽しく見たが、2号になってからは乗り切れず、見るのを止めてしまった。
そんなわけだから原作の漫画を読んだことは、もちろん、ない。
そんな自分にはこの映画楽しめた。
2時間に収まっているので、かなりのダイジェストになっているのはよく分かる。
各怪人の背景描写は皆無だけれど、その時間内に数を出すには、こうしないといけなかったのでしょう。
それが物足りないか?というと、そんなことはない。
主人公たちが悪と戦うという前提を了解しているのだから、悪者の事情説明は一番の親玉だけで十分。
いつも暗く難しい顔をしている浜辺美波が良かった。
小柄で華奢だが、セーターからブーツまで真っ黒の装いに茶革のロングコートを羽織っている姿がフォトジェニックで美しい。
長澤まさみが出てきたのには驚いた。
ただその使われ方には納得いかない。
スタイルの良さからの起用かと思うが、長澤まさみでなければならない必然性を感じない。
キャラクターを考えたら菜々緒の方が合っている。
祝日の20時過ぎから始まる最終回に行ったが、シネコン内の大きな部屋だが、客席はまばら。
特典として「シン・仮面ライダーカード」というものをもらったが、興行的にはあまり良くないのではないかと心配になった。